自転車大国オランダやその周辺国では、レンタルやシェアリングの自転車の選択肢も多くあります。ここでは、私が実際に使ったおすすめのレンタル・シェアサイクルをご紹介していきます。
駅に着いたらまず借りる:OV-fiets

オランダで個人用のOVチップカードを持っているなら、OV-fietsを使わない手はありません。NSの主要な駅やバス停などには、駐輪場に合わせてこのOV-fietsを借りられる施設があります。
借りられる場所の検索は⇒Find an OV-fiets
利用条件は、個人用のOVチップカードでシーズンチケットを申し込んでいることのみ。無料プランでもOKです。
こちら↓の記事も参考にしてください。
利用方法
1枚のOVチップカードで2台まで自転車は借りられます。
借り方
- レンタル場所に行き、借りたい自転車を選ぶ。
- 係員にOVチップカードを読み取ってもらうか、無人の場合は専用機器にOVチップカードを読み込ませる。
- レンタル開始
返し方
- レンタル場所に自転車を持っていく。
- 係員にOVチップカードを読み取ってもらうか、無人の場合は専用機器にOVチップカードを読み込ませる。
- 返却完了
利用料金
OV-fietsのレンタル料金は
~24時間 | €4.55 |
24~72時間 | €4.55/24h |
72時間~ | €5.00/24h |
です。時間単位ではなく、日単位でこのお値段なのでかなりリーズナブルですね。
※借りた場所と異なる場所に自転車を返す場合は、+€10かかります。
子連れの最強の味方:cargoroo

オランダに来てよく目にするのが、Bakfiets(バックフィッツ)と呼ばれるカーゴ自転車。ご覧の通り、荷台がとても大きく大量の荷物でも子供でも、なんでも運べてしまう自転車です。シートベルトもついており、車種にもよりますが3~4人の子どもが乗せられます。専用のシートを装着すれば赤ちゃんでも乗せられます。その分、車体はかなり長く大きいです。自転車道の整っているオランダならではのものですね。日本でも欲しいくらいですが、法律的にも、道路事情的にも無理があるようです。残念。
このカーゴ自転車ですが、買おうと思うと電動だと15~20万円くらいは余裕でします。中古でも10万越えは当たり前。長く住むなら購入も検討ですが、たまのお出かけに使えるくらいでいいというならレンタルやシェアリングを活用します。
街中で走っているのをみてこれだ!と思ったのが、このcargorooです。
サービス対象エリア
このcargoroo、どこにでもあるわけではありません。サービス対象のエリアは以下の都市です。
オランダ:アムステルダム、ユトレヒト、デンハーグ、ナイメーヘン、アーネム、アイントホーフェン
ベルギー:ルーヴェン、メッヘレン
ドイツ:ベルリン
cargorooは、車両ごとに駐車場所が決まっています。駅からは少し離れたところにある印象です。
利用方法
まずは、専用アプリをダウンロードします。
ダウンロードできたら、初回利用の前に個人情報と支払方法を入力してアカウント登録をします。
利用の流れ
- アプリで利用できる車両を検索し、そこへ向かいます。
- アプリで対象の自転車を選択し”Ride Now!”⇒”Confirm”の順にタップするとレンタル開始となります。自動でロックが解除されます。
- 一時的に駐車する場合は、アプリで施錠・解錠ができます。
- 利用終了時は、その自転車の所定の駐車場所に自転車を停め、アプリで利用終了します。
- ロックが完了すると、登録した支払方法で利用料金が引き落とされます。
利用料金
cargorooの利用料金は、€6/時間です。
実際の利用後の請求を見ると分刻みで換算されており、€0.1/分となっていました。
空いている車両を抑えておくのに、20分前から€1で予約して確保しておくこともできます。
アントワープでは:Velo Antwerpen

オランダのお隣、ベルギーのアントワープに行ったときには前述のcargorooと合わせてVelo Antwerpenを利用しました。
24時間・7日間・1年間のいずれかのパスを購入すると、1回の乗車が30分以内、5分以上の休憩をはさむことで無料で乗り継いでいくことができます。街中のいたるところにステーションがあるため、目的地付近で自転車が置けない・乗れない、ということはほぼありません。
そしてオランダの自転車とは違って、ちゃんと地に足が着く高さまでサドルが下げられました!
利用方法
24時間・7日間のパスの場合
- 公式サイトで利用日数に応じたパスを購入する。
- 自身で設定した4桁のPINコードと個人情報、支払い情報を入力する
- 支払いを行う
- ユーザーコードがメッセージで送られてくる
- 乗りたいステーションの機械で、送られてきたユーザーコードと設定したPINコードを入力する。
- 機械に表示された数字のドックの自転車のロックが外れるため、利用開始する。
- 返却時は、ステーションの空いているドックに自転車をセットし、ユーザーコードとPINコードを入力すると利用終了となる。
※乗り継ぐ場合は、5分以上経過後に2以降の手順を繰り返す。
1年間のパスの場合
- 公式サイトで利用日数に応じた年間パスを購入する。
- 個人情報と、支払い情報を入力しパスワードを設定する
- 支払いを行う
- 自宅にVeloカードが届く。
- 公式サイトにログインし、カードをアクティブ化する。
- 乗りたいステーションの機械にカードをかざす。
- 機械に表示された数字のドックの自転車のロックが外れるため、利用開始する。
- 返却時は、ステーションの空いているドックに自転車をセットし、機械にカードをかざすと利用終了となる。
※乗り継ぐ場合は、5分以上経過後に4以降の手順を繰り返す。
利用料金
Velo Antwerpenの基本料金は、まず利用期間に応じて3種類あります。
パス | 期間 | 料金 |
---|---|---|
Day pass | 24時間 | €5 |
Week pass | 7日間 | €12 |
Annual card | 1年間 | €58 |
1回30分以内の利用であればパス料金以外は無料ですが、それ以上はその都度追加料金がかかってきます。
連続利用時間 | 追加料金 |
---|---|
30~60分 | +€0.5 |
60~90分 | 上記+€1.0 |
90分~ | 上記+€5.0/時間 |
24時間~ | €150 |
48時間~ | €400 |
同じベルギーの首都ブリュッセルでは、似たシステムでもっと料金の安いVillo!というサービスがあるようです。
以上が、これまでに使ったことのあるレンタル・シェアサイクルのご紹介でした。
歩いたり、バスやトラムを利用するのも良いですが、自転車だと行動範囲がぐっと広がってまた違うヨーロッパの街巡りをすることができます。目的に応じてうまく使い分けて、楽しんでみてください。
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