1年間の期間限定でオランダ生活をするため、「持っていく物は最低限、現地で手に入るものは現地調達」としたわけですが、その『最低限の持っていく物』となった物たちをご紹介します。
今回はキッチン編。オランダでは手に入りにくい調理器具や食器、食材たちです。
わが家のキッチンは、レンジ・オーブン・冷蔵庫(冷凍なし)が備え付けです。家によっては食洗器もついているところがあると思います。
調理器具、食器
家具のレンタルのページにも書きましたが、基本的なキッチンツールや食器は一式レンタルしました。
レンタル品以外で、自分で用意したものが以下↓のリストです。
- 炊飯用土鍋/炊飯器
- 米用計量カップ
- しゃもじ
- 菜箸、箸
- 茶碗
- みそ汁椀
- どんぶり鉢/ラーメン鉢
- 食器洗い用スポンジ、洗剤
- ラップ
- 食品保存容器
- 水筒
- 弁当箱
お米を炊く
日本を離れて一番恋しくなるのが、やはり「白ごはん」です。
お米の美味しい地域出身で、生まれてからずっとお米を買ったことがありません。
なのでお米と炊飯に関してはちょっと妥協できないところがありまして…。
炊飯用土鍋か、炊飯器か
炊飯用土鍋


わが家はもともと持っていたこれを持っていきました。
航空便で届くまでは普通のお鍋で炊いてましたが、ちょっと火加減が面倒だし、お鍋を一つ占領してしまうので不便です。
この「かまどさん」、火加減不要でごはんが美味しく炊けます。
お米の浸水に30分、中強火で約15分、蒸らしに20分。
約1時間でふっくら炊き立てごはんが食べられます。
土鍋なので保温力もあり、炊飯後かなりの時間ほかほかのままです。
もともと持っていたのが2合用だったんですが、欲を言えばもう少し大きいものなら炊いたご飯の保存もできたな、というところです。(1合炊きから5合炊きまであります)
難点は、ちょっと重いところ(土鍋なので当たり前)。2合用で約3kgあります。5合用だと5kg。
炊飯器
もちろん炊飯器を持って行ってもいいんですが、日本の炊飯器を海外で使うためには変圧器が必須です。しかも炊飯器のように高い消費電力が必要な電化製品は、旅行用の携帯できる変圧器では対応できません。


こういうのが必要になるんですが、本体重量なんと6kg!?
日本に帰ったら不要だし、貴重な航空便のスペースに入れるには重すぎるし、船便にしたら結局1カ月は待たなきゃいけない…ということで、うちでは却下しました。
一時帰国の際に、自宅で炊飯器を使いたいというのもありました。
もう一つの方法は、海外で使える炊飯器を用意することです。
現地でも炊飯器(ライスックカー)は買えないことはないんですけど、日本のお米を美味しく炊くにはやっぱり日本の炊飯器なのかな、と。
私たちと違って長期で海外暮らしをするなら買ってもいいと思います。
米用計量カップ、しゃもじ、茶碗
かまどさんと一緒にしゃもじは航空便で送りました。私がオランダに到着する頃には届いているつもりで送ったのですが、思ったより届くのが遅れてしまいました。
しばらくご飯は普通の鍋で炊いていましたが、やっぱごはんをよそうのにはしゃもじが一番です。ごはんがくっつかないのって、大事。
あと、荷物に入れてなくて地味に困ったのが、お米用の計量カップとお茶碗です。
普通の計量カップは手に入るのですが、お米の合を測れるカップがないとやっぱり不便です。
目盛りを見ながら180ml…難しい。すりきり1杯でいいと、断然楽!!
お茶碗の代わりになる器ってありそうでないです。小鉢とも違うんですよね。
アジア食品スーパーとかに売ってはいるんですが、高いです。
同様に、丼ものや麺類を食べたいときにはラーメン鉢かどんぶり鉢、みそ汁を食べたいときにはみそ汁椀があると便利です。
100均でも似たものがあります。袋麺をレンジで調理してそのまま食べることもできるし、野菜のスチーム調理に使ったりもしてます。
食品の保存
日本のものは、使用者に過保護すぎるんじゃないかと思うほど便利です。いざ海外で手に入らないとなると、その便利さが当たり前ではなかったのだと実感しています。




ラップは普通に売ってますが、うまく切れないし、思うようにくっつかない。ジッパー付きビニール袋も、なんか開けにくくて閉めにくい。
どっちもプチストレスです。荷物に余裕があるなら持参することをお勧めします。
保存容器は、結構いろいろ売ってます。
しいて言うなら、ごはんを美味しく保存して食べるためにはこういうもの↓を持っていきたいところです。


お弁当箱・水筒
子どもたちの学校では、午前中にフルーツタイム、お昼にランチタイムがあり、それぞれ果物とお弁当、そして水筒を持っていきます。
お弁当箱は、簡単なランチボックスは普通に売っています。
子どもウケするかわいい・かっこいいデザインのものは、大体サンドイッチを入れる想定の大きさです。おにぎりとおかずを…ときちんとしたお弁当にするには大きいし、何より密閉度が足りません。絶対汁漏れするやつ。
なので、日本から持参したお弁当箱は、日本式のお弁当にはもってこい。でもサンドイッチを入れるにはちょっと窮屈、といった感じです。
あとは、水筒ですね。
やはり性能を言えば日本のものは優れていると感じます。密閉度や保温性能は特に。
プラスチックボトルなど、こちらのものはどうにも開け閉めが固くて、小さい子どもが一人でするのが難しいことがあります。
大人に関しても、1本は水筒を持っておいた方がいいと思います。
日本のようにそこかしこにドリンクの自動販売機があるわけではありません。
飲食店では水とコーヒーやジュースが同じような値段です。


食器洗い用品
食器洗い用のスポンジも、持っていけるといいです。
そもそもあんまりスポンジ自体いろいろは売っていなくて、あってもすぐへたるし、ボロボロしてくる。
レンタルしたキッチンツールに含まれていた食器洗い用のブラシの方がメジャーなんでしょうか。全然使いこなせる気がしません。
そして硬水の関係もあってか、水筒やコップにはカルキや茶渋がよくつきます。
ボトル洗い用のブラシや、メラミンスポンジ、どれも100均でも手に入るしそんなに荷物の容量を取らないので、持っていくことをお勧めします。
食器洗い用の洗剤も、まだそんなにいろんな種類を試したわけではありませんが、全然油が落ちない…。プラスチックの食器を洗っていると、油を塗りひろげているだけのような感覚です。
食洗器のある家だったらこのストレスもまだ少なかったのかなぁ、と思ったりしています。
食材
続いては、食材についてです。オランダで数か月生活してみて思うことは、
- 野菜・果物は日本と同じか安め
- 小麦(パンやパスタ)製品は安い
- 肉・魚は高め
- 乳製品は同じか安めで量が多い
- 卵は高い
- 調味料のバリエーションは豊富
といった感じです。
慣れ親しんだ日本の食材もなかなか海外では手に入らないか、手に入れられるとしても高価です。
できれば持っていきたい日本の食材・調味料のリストがこちら↓です。
- 米
- ごはんのおとも(ふりかけ、塩昆布、梅干し、たくあんetc…)
- のり、青のり
- だしパック、顆粒だし
- 即席みそ汁
- コーンスープ
- 乾物(海藻、大豆製品、野菜、きのこ)
- みそ、しょうゆ、みりん
- マヨネーズ
- カレーやシチューのルー
- 乾麺(うどん、そば)
ごはんと、そのおとも
お米は、わが家は日本から持参です。はじめの手荷物から、一時帰国の度に持てるだけ持って帰ります。自分ちのお米が美味しいので、こわくて下手によそのお米に手が出せません…。
現地でも売っていますが、調べた感じでは日本のお米は10kgで3,000~5,000円くらいでしょうか。お味のほどは、食べていないのでわかりません。
そしてごはんのおとも、おにぎりの具材として活躍するふりかけや塩昆布、フレークのりなど。
業務用のパッケージがたっぷり使えてお得だったりします。


梅干しやたくあん、お茶漬けなんかもあると嬉しい。
だし、みそ汁・スープ
海外にいると、日本のだしのうま味が恋しくなります。
だしパックや顆粒だしは重宝します。本格だし派のに方は、いりこや鰹節、昆布などでしょうか。


あとは、即席みそ汁やスープなど。
そして特にコーンスープ!子どもたちは大好きなんですが、売ってません。トマトスープやきのこクリームスープとかはあるんですけど、不思議なことにコーンスープはありません。


ブイヨンなどの固形キューブは、現地でもいろんな種類が売っています。
乾物(海藻、大豆製品、野菜、きのこ)
海藻類、豆腐や油揚げ、きのこ、大根、ごぼう、れんこん、もやし…この辺りが、日本では当たり前に手に入ってよく使っていたのに手に入れにくい食材です。
乾物は、軽いので持ち込みのハードルが低いです。ちょっと幅は取りますけど。主にお味噌汁の具として活躍しています。


海藻は、海苔はよく売ってます。寿司は人気なのか、寿司用の食材は普通のスーパーにもあります。
豆腐は、Bio製品として固めの木綿豆腐は売っています。カニカマもヘルシーたんぱく源として人気だとか。
きのこは、ほぼマッシュルームの一択です。
調味料
みそ、しょうゆ、みりんなど、基本的な調味料はアジア食品スーパーに行けば手に入りますが、やっぱり高いです。
しょうゆは、比較的手に入りやすいです。普通のスーパーにもあります。
味噌は信州みその独占市場か?と思うようなラインナップ。
本みりんは高いし、量も少ない印象です。
可能であれば持ち込みたいですが、どれも重いものなので他の荷物と合わせて要検討ですね。
ちなみに料理酒は白ワインで代用しています。
その他、わさび・にんにく・しょうがのチューブなどがあると便利ですね。
にんにく・しょうがはスーパーでいっぱい売ってるので、それを買ってすりおろして使ってます。
マヨネーズやケチャップは、たくさん売っています。
なんならトリュフマヨネーズとか、いろんなフレーバーマヨネーズがあるのでおもしろいです。でも、子どもたちはやっぱり慣れ親しんだ日本のマヨネーズの味が一番好きなようです。
マヨネーズは瓶詰めのものがメジャーです。歯磨き粉みたいなチューブもあります。
ケチャップのボトルは、しまりにくくて絞りにくい。日本の食品の容器のすばらしさを再確認できました。
各種ルー
本場の本格スパイスとかはいっぱい売ってます。でもやっぱり、日本のカレーも食べたくなります。
種類を選ばなければ、アジア食品スーパーにカレールーは売っています。
子どもの食べられる辛さや、お好みのルーはカレーもシチューもあると嬉しいですね。
乾麺
パスタの調達には、まず困りません。いろんな種類を試せて楽しいです。
インスタント麺は、袋麺・カップ麺共に売っているスーパーがまあまああります。
袋麺は出前一丁がメイン。辛ラーメンもあります。
乾麺も、うどん、そば、そうめんとネーミングされたものは売っていますが、日本人的にはこれがうどん?そば?という感じです。
アジア食品スーパーでは、中国系の麺類がたっくさん売っています。これを機に色々試してみるのも楽しそうです。
アジア食品スーパー
何度も前述してきましたが、現地には日本を含むアジア食品を取り扱うスーパーがあります。日本で買うよりはもちろん高価にはなりますが、基本的な日本の調味料は手に入ります。
アイントホーフェンにはAmazing Oriental(東方行)というお店と、Amazing Sang Leeというお店があります。
Amaging Oriental(東方行)


駅から西方向にあります(徒歩約17分)
Amaging Sang Lee


駅から北方向にあります(徒歩約15分)
お店の規模はAmaging Oriental(東方行)の方が大きくて、品揃えも豊富です。食器や調理器具も売っています。アジア料理のレストランも併設されています。






Amaging Sang Leeは、外から見ると一見アジア料理の総菜屋さんなんですが、その店の奥に入っていくとスーパーエリアになっています。知らずに行くとスーパーがあるようには見えませんでした。






まとめ
海外にいても、生活に必要な日本のものは何とかすれば手に入らないこともありません。
しかし現地調達するにも、都市によって品揃えも変わってきます。オランダではアムステルフェーン、お隣ドイツではデュッセルドルフが日本人の多い都市だと聞くので、その分選択肢も多くなるのかなと思います。
そして何より、進む円安と物価の高騰も手伝って、現地調達するにはどうしてもお高くなってしまいます。
なので、渡航前や一時帰国の際に、荷物の容量が許す限り調達しておいた方がいいかと思います。
現地生活に適応していきつつ、不便なく過ごしていけるといいですね!
コメント
>かまどさんは航空便で送りましたか?
というお問い合わせがあったのですが、メールでの返信がうまくできなかったためこちらに回答を記載させていただきます。
↓↓↓
かまどさんは航空便で送りました。
重量がなかなかなので、他の荷物の量に影響が出るため手荷物にするのは諦めました。
かといって船便にしてしまうと届くまでの数カ月不便な生活になるため、航空便を選択しました。
「荷物をオランダに送る」という記事もございますので、あわせてご覧ください。
https://mumblog.womenscare-mum.com/international_parcel/