海外引越しの見積もりを経て、「引越し」という考えから「手荷物で持てるだけのものは持っていき、残りの必要な荷物は小包で送る」という考えにシフトしました。持っていくものは最低限にして、現地で買えるものは現地調達です。
日本郵便の国際小包
色々調べた結果、料金も比較的安く、航空便と船便の使い分けもできることから日本郵便の国際小包を利用することにしました。細かなルールや手順は日本郵便の公式サイトを参考にしてください。
荷物の重さと大きさ制限
EMS | 国際小包 | 小型包装物 | |
---|---|---|---|
最大重量 | 30kg | 2kg | |
最長辺 | ~1.5m | ~60cm | |
3辺の合計 | ~3m | ~90cm |
結構大きく、重い物までいけちゃいます。でも、調子に乗って荷造りすると重すぎて運ぶのが大変なので気を付けてくださいね(経験談)。
所要日数と料金
参考までに、東京からオランダに送った場合の料金と日数を調べてみました。
EMS | 航空便 | 船便 | ||
---|---|---|---|---|
所要日数 | 2日 | 6日 | 2ヵ月前後 | |
2kg | 小包 | 6,700円 | 6,000円 | 3,100円 |
小型包装物 | 2,760円 | 1,600円 | ||
10kg | 23,500円 | 23,200円 | 7,900円 | |
20kg | 44,500円 | 39,200円 | 11,900円 | |
30kg | 65,500円 | 55,200円 | 15,900円 |
ちなみにわが家の場合、ひーさんが10月のはじめに日本を出てから、残りのまむ・あーちゃん・さーくんが現地に入るまで3週間ちょっと差を設けました。ライフラインなど、生活基盤がある程度整った状態で子どもたちの生活は始めたかったので。
で、その3週間のうちはじめの方に航空便、続いて船便を引き渡し、その後自宅を出て10日程を実家の方で過ごしました。航空便はまむ・あーちゃん・さーくんが到着するころには届くであろうという想定でした。
しかし実際には航空便の到着は想定より遅れ、まむ・あーちゃん・さーくん到着後12日、発送からは34日後にようやく手にすることができました。
厳密に言うと、手にする4日前に記録上は配達局からいったん出ていたようなんですが、届いてません。インターホンもなってないし。まだ届かないのかと伝票追跡をしたら、町の仲介業者に預けられていることが分かったので取りに行きました。
日本のように、不在だったからといってまた希望日時に再配達ではないんですよ!!
約900mの距離を子連れで取りに行きましたよ、24kgの荷物を。抱えて歩ける重さと距離ではなかったので、持ってきたスーツケースとボストンバッグを持っていき、段ボールから詰め替えて持って帰りました。我ながら妙案。
それにしても手荷物だけで過ごす12日間は、本格的に寒くなる前で良かったです。
ちなみに船便の方は、ぴったり2か月で家に届きました。正確には、アパートのエントランスまで。そこから自分の部屋までは自力で運びました。18.5kgと28.6kgを、連日。
手順
手荷物・航空便・船便別に荷物をリストアップする
飛行機の手荷物の持ち込み可能な個数と重量は、利用する航空会社によって異なります。航空券の予約時に確認しておきましょう。
そして持っていきたいものを分別してリストアップしていきます。
- 手荷物⇒すぐに使うもの
- 航空便⇒早めに使うもの・軽いもの
- 船便⇒季節ものなどすぐには使わないもの・重いもの
わが家の場合、ひーさんと私でGoogleスプレッドシートを使いリストを共有してました。
航空便と船便に関しては、このリストアップの際にその物の価格も一緒に書いておくと良いです。伝票に価格の入力が必要になるので。
飛行機の手荷物の重量制限対策として、自宅で荷物のスケールも使いました。私の商売道具でしたけど、これが本来の使い方かと。

伝票をつくる
日本郵政の国際郵便マイページに登録して、伝票を作りましょう。
品名は、英語での入力になります。Google翻訳などを駆使して、頑張って調べましょう。
配送ステータスメールを登録しておけば、日本を出たり、相手国の関税や配達局などに着くとその都度メールが届きます。登録してなくても、郵便追跡サービスでお問い合わせ番号を入力すればどこにあるのか確認できます。
航空便が届くまでに34日かかったと上述しましたが、改めて追跡記録を見てみると、自宅発送から8日後にはオランダに着いてはいたんです。しかしその後の通関手続きに20日かかってました。通関を通過した翌日には配達局まで届いているので、通関次第ですね。
船便の通関手続きは4日で、翌日・翌々日には届きました。時と場合によるのでしょうか。
そしてここでちょっとポイント!
- 単価は、あまり正直に書きすぎず少し安めに書いておく
- 新たに買った物も、タグを外したり袋から出すなどして新品感をなくす
- 印刷した伝票の備考欄に「personal use」と記入する
これらの対策で、現地で荷物を受け取る際の関税の支払いがおさえられるようです。うちのは3つとも特に追加請求されることなく受け取れました。
ただし、安く書くということは、もちろん何かあった際にはそれ以上の額は補償されないということでもあるので、そこは自己判断・自己責任でお願いします。
梱包する
日本国内の配送業者さんはどこも丁寧です。しかし空を飛び、海を越えて運ばれるとなると事情も変わります。
梱包は頑丈な段ボールに布ガムテープでがっちがちに固めましょう。割れ物や機械類は特にプチプチなどをケチらずに使って守りましょう。
※どんなにがちがちにしても、通関手続きなどで開封されることはあります。うちも航空便は開封された形跡がありました。
頑丈だからといって、ミカン箱など禁制品が描かれた箱を使うのはやめた方がいいようです。
うちはこれ↓を買いました。

国際小包は、上限さえ守れば大きさによって料金が変わることはありません。重さ換算です。上限いっぱいの大きさにすると持ち運べないので、これぐらいの大きさが限界かと。
それでも航空便が約24kg、船便が18.5kg・28.6kgとなり、玄関のすぐ横の部屋で荷造りをして正解でした。少しの距離でも運ぶと腰が悲鳴を上げます。
ちなみに飛行機の手荷物は、ひーさんがフィンエアーで23kg×2個まで預け入れ可能だったので、大きいスーツケース(100L)×2個を最大限活用しました。
まむ・あーちゃん・さーくんは、エミレーツ航空で1人あたり30kgまで預け入れ可能でしたが、さすがに子供2人にそれぞれ30kgは道中運べないので、スーツケース大×1,小×2,ボストンバッグ×1の編成でいきました。実際の重量はちょっとメモし損ねて忘れてしまいました…。
まむの小さな特技は、パッキング。荷物をコンパクトにみっちり詰めるのが得意です。やりすぎるのが難点。
発送する
みっちり詰めた段ボールはとても郵便局まで運べたものではなかったので、集荷依頼をしました。
郵便局の集荷サービスは無料なんですよね。ありがたいことです。局員さんがスケール持参で依頼日時に来てくれて、その場で送料を現金で支払います。
事前に自分で伝票を発行する際に、正しく重量を入力できていれば料金も分かるので、忘れずに現金を用意しておきましょう。
自家用車があって、郵便局に直接持ち込めるならキャッシュレスでも支払えるかもしれません。
ちなみにわが家の送料は、すべて保険料込みで航空便は46,200円(24kg)、船便は11,950円(18.5kg)と16,250円(28.6kg)でした。
受け取る
日本のお問い合わせ番号そのままで、Post NLの追跡が可能です。
日本の配送業者さんほど親切ではありません。不在票がポストに入ったりもしません。自ら追跡チェックをしていなければ危うく返送されてしまっていたかもしれません。
不在時には今回のように仲介業者の留置局に預けられるか、物によってはご近所さんに預けられることもあるようです。
細かいことは色々ありましたが、荷物自体は破損などもなく無事に受け取ることができました。帰国の際にはぐっと荷物を減らして、できれば手荷物のみで帰りたいものです。
実際に持ち込んだ荷物については、以下の記事を参照してください。
コメント